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お口周りのトラブルは何でもご相談ください
~口腔外科(親知らず・外傷・顎関節症)~
東大阪市の歯医者「とよた歯科クリニック」では、お口周りのあらゆるトラブルの治療を行う口腔外科に対応しています。虫歯や歯周病以外に、お口周辺にトラブルや異変、違和感があれば、お気軽に当院へご相談ください。
当院の口腔外科では、主に親知らずの抜歯、外傷(ケガ)、顎関節症などに対応しています。これら以外にも口内炎やデキモノ、舌や顎、唇や頬などのトラブルなど、何科を受診すればいいかわからない場合も、お口周りのことなら当院までお気軽にお問い合わせください。
親知らずの抜歯について
親知らず(智歯)は、永久歯が生えそろったあとに第二大臼歯(一番奥の奥歯)のさらに奥に生えてくる、前から数えて8番目の歯です。古代人の顎と比較すると現代人の顎は小さくなっているので、親知らずがまっすぐ生えてくるスペースがないこともよくあります。そのため、横向きや倒れたまま生えて周囲の歯を圧迫したり、歯ぐきに埋まったままだったりします。また、生えてきても歯ブラシが届きにくく、汚れが残りやすいので虫歯や歯周病などのトラブルを招きやすい傾向もあります。これらのことから、多くのケースで親知らずを抜歯することになります。
東大阪市の歯医者「とよた歯科クリニック」では、親知らずの抜歯の際に感覚だけに頼るのではなく、CTを使った精密な検査による診断を行い、抜歯の必要性や方法を検討します。なお、水平埋伏歯などの難症例をのぞき、9割の抜歯を当院できますのでご安心ください。当院で対応が困難な場合は、専門の提携医院を紹介いたします。
抜いたほうがいい親知らずとは?
親知らずは、すべて抜いたほうがいいというわけではありません。親知らずがまっすぐ生えて、虫歯や歯周病を引き起こす心配がなれば、そのまま残しておくことができます。抜いたほうがいい親知らずは次のような状態にあるものです。
- ブラッシングが行き届かず、虫歯や歯周病になるリスクが高い
- 周囲の歯を圧迫している
- 周囲の歯を押して歯並びを乱す原因になっている
- 咬み合う親知らずを既に抜歯している
- 生え方のせいで激しい痛みが生じている
- ブラッシング不足で歯垢がたまり口臭の原因になっている
親知らずの抜歯には、歯科医師の専門的な判断が欠かせませんし、状況によって抜歯するタイミングも異なります。上記に当てはまるからといって、抜歯すべき・しなくてもいいとご自分で判断しないでください。放置するとお口の状態が悪化してしまう可能性もあります。親知らずでお悩みなら、まずはお気軽に当院へご相談ください。
口元の外傷
事故などの外傷により、歯が折れたり欠けたりした場合には、早急に当院へご相談ください。外傷を負ってからの時間と、その対処によっては、その後の歯やお口の状態が大きく変わる可能性があります。当院は予約制ですが緊急で対応可能です。遠慮なくお問い合わせください。
外傷によって引き起こされるお口のトラブルと応急対処法
- 歯の欠け、割れ、亀裂、ヒビ(破折)
- 歯冠(歯ぐきから上の部分)が縦に割れる
- 歯の根っこが深いところで横に折れる
- 歯の打撲
- 歯が揺れる(亜脱臼)
- 歯のずれ(脱臼)
- 歯の沈み込み(陥入)
- 歯の脱落(完全脱臼)=歯が抜ける
外傷の程度や状況にもよりますが、歯の欠片(カケラ)や折れた歯、抜けた歯は、すぐに処置をすれば元通りになる可能性があります(特に子どもの歯)。いずれにしても、歯が乾燥しないように牛乳や水に浸してお持ちください。取れた差し歯や詰め物・被せ物も捨てずにお持ちください。また、勝手に接着剤などで取り付けることも細菌感染などの恐れがありますから厳禁です。
顎関節症について
顎関節症とは、耳の前にある顎の骨の付け根=顎関節に何らかのトラブルが生じている状態を指します。診断基準となる症状としては、次のようなものがあります。
- 顎からコリコリ・シャリシャリ・カクカクなどと音がする
- 顎が痛い
- 口が大きく開けられない(指を3本揃えて縦に入らない)
この他にも、次のような症状も顎関節症が疑われます。
- 耳周辺に重い痛みがある
- 食べ物を咬んだときに痛みがある
- 左右の顎の関節の動きが違っているように感じる
- 顎が外れるような感覚がある
- 顎の開閉時にひっかかるような感覚がある
上記に当てはまるものがあるなら顎関節症の可能性があります。放置すると全身の筋力の使い方に偏りが生じ、骨格のバランスが崩れ、肩こりや頭痛・腰痛などの不調などが引き起こされることもあります。気になる症状があれば、まずは当院へご相談ください。
顎関節症の治療
顎関節症の治療は、さまざまな原因が組み合わさって生じていることがあります。患者様ごとに対処方法が異なるといってもいいでしょう。その原因によって臨機応変に対応する必要があります。
一般的な顎関節症治療では、強い食いしばりや咬み締め、歯ぎしりなどを緩和するためマウスピース(スプリント)を作成して就寝時に装着してもらうケースが多くなります。また、これらのクセは無意識に行っていることが多いので、患者様自身にそれを自覚していただいて、日常生活で意識的に解消してもらうという方法も注目されています。
他にも、顎関節のズレがある場合は、歯科医師が直接手で正しい位置に修正するという方法もあります(マニピュレーション)。また、咬み合わせの乱れが症状の原因となっている場合は、咬み合わせから歯の高さを調整する治療法をとることもあります。
東大阪市の歯医者「とよた歯科クリニック」では、これらの治療方法の他にも、患者さんの状態から、最適な治療を検討ご提案いたします。顎周辺に気になる症状がありましたら、まずは当院へお気軽にご相談ください。